大衆音楽の真実さん

























      Bobby Womack / The Poet























 Elvis Presley / From Elvis In Memphis

@音楽に関するメッセージ
 春風のささやき、土の匂い、真夏の浜辺、木陰の微風、官能の夜。
 初恋、愛欲、別離、出世、嫉妬、結婚、老後、死別・・・
 人生のあらゆる場面を演出する名脇役であり、
 ときには生きるための目的になったりする、愛すべき存在。
 

A好きなミュージシャン
 ミック・ジャガー
 
計算高くて女好き、格好良さそうでダサイ、才能有りそうだが
 天才ではない、努力家であり恐妻家、黒人音楽を愛するものの
 彼らを超えることはない。

 

B好きな楽器
 アコースティック・ギター
 いつの日か、マーチンのビンテージギターに囲まれて暮らしたいです。

C趣味
 犬の散歩
 愛犬シェリー(シェルティ)はスティーブペリーのあの曲に
因んでつけました。


D好きな風景
 「The Seeger Session」 レコーディング風景
 B・スプリングスティーンが片田舎の1軒屋に仲間を集めて、
 楽しそうに演奏してます。

Eあなたにとっての名盤
Bobby Moore & The Rhythm Aces / 「Seachin' For My Love」- 1966
 私が初めてフェイムギャングの存在を知った、思い出の1枚です。
 今聴いてみるとかなりのB級サザンソウルなんですが、古き良き
 時代の南部ローカルバンドを味わうのもなかなかいいもんです。

 タイトル曲は当時(’67年)日本のディスコでも流行ったんだそうです。
 
「リーチン・アウト」はダン・ペン&スプーナー・オールダムの作品。
 「アイ・ウォント・クライ」は知る人ぞ知るサザンソウルの名作。


Bobby Womack / 「The Poet」- 1981
 「サーチン・フォー・マイ・ラブ」を80年代にカバーしたのがこの人。
 ビバリー・グレン時代の作品はどれも好きですが、特にこの1枚目は
 どの曲を聴いても80年代の眩い光が蘇ってきます。
 

Neville Brothers / 「Neville-Ization」- 1984
 ボビー・ウォマックの「ウーマンズ・ガッタ・ハブ・イット」をウィリー・
 グリーンのドラムとダリル・ジョンスンのベースで聴かせてくれる
 のが、このアルバム。ゆるくて、太くて、彩り鮮やかです。
 私のファンクへの入り口は何を隠そう、この作品でした。


Betty Swann / 「Sweet Dreams 」- 1990
 アーロン・ネビルの「テル・イット・ライク・イット・イズ」に痺れた私は
 ベティ・スワンの歌に辿り着きました。
 この人の歌は何故か胸を締め付けるような悲哀を感じさせます。
 甘酸っぱい気分に浸りたいとき、オススメの1枚です。

Otis Redding / 「Pain In My Heart」- 1964
 ベティ嬢の「These Arms Of Mine」もいいが、やはり本物には勝てません。
 
21才の青年が初めてスタックスに吹き込んだこの曲を聴くと、彼がどれほど
 サム・クックを敬愛していたのかが、よくわかります。少なくともデビュー
 当時は忠実なフォロワーだったんですね。
 これほどまでに「純粋なシンガー」がいたことを嬉しく思う。
 

Elvis Presley / 「From Elvis In Memphis」- 1969
 ポップでありながら純粋でスピリチュアルな空気を感じさせる
 
偉大なシンガーと言えば、この人。
 このアルバムは、ゴールドワックスで有名なレジー・ヤングらがバックを
 
固め、スワンプロックの名盤としても評価が高いんだそうです。
 個人的にはソウルでもスワンプでもなく、エルビス独自の世界で黒く決める
 「パワー・オブ・マイ・ラブ」でぶっ飛びます。
 


<07・2・18>